あけましておめでとうございます!
今年もいい結果を出せるよう、精進していきましょう!

NICE MIDDLE Documentary Movie Project Diary
【強面の闘うラーメン屋】
「中華そばながとも」
美味いのでとにかく行ってみてください。
ボクは半チャンラーメンのセットを注文することが多いです。麻婆もオススメです。
そのチャーハンを作るときに浮き上がる右腕の血管。およそ還暦を超えた人の腕には見えません。いつお店に行っても鍛え上げられた肉体ととともに、強面が静かに囁く「いらっしゃいませ」
初来店だとどうしても後退りしてしまいそうですが、食べたらゾッコン。「これが美味いんだ!」そして出てきたものには誰も文句言いません。うまいから。
不器用ながらに勝っても負けても試合に挑んで行く姿勢。まるでかつてのアンディ・フグを彷彿とさせる真っ直ぐな目が、どうにもカメラを向けたくなる一因となっています。
誰よりもストイックなほどに究極を突き詰めています。そこからいろいろと発する物語を映画の中で描いています。「どうしてそうなる?」と突っ込みたくなるほどに不器用な生き方。無条件に応援したくなります。
階級もバンタム・フェザー・ライトと「どっかに焦点絞った方がいいんじゃないの?」とも素人ながらに思いますが、還暦を超えても、その目を見れば想いは極めて純粋。「3階級制覇やります」
映画の中でもほとんどノーガードで挑んでくださいました。ボクが惹かれるのはそんな駆け引きのない純粋さ。男気で溢れています。ノーリーズンで応援したい選手です!
【バンタム級 第3代王者】
チャンピオンになるために、仕事と練習ばかりの日々を送り続け、ジム以外でも練習をして、タイトルマッチを渇望していました。そしてイッキョー選手に挑戦し、一度は敗れました。
体重が軽すぎて、体調が振るわないことも多かったようですが、川向選手との挑戦者決定戦を制し、2度目の挑戦でようやく戴冠。塩試合と言われつつも、負けなしのままタイトルを返上。フェザー級に階級を上げ、現在、二階級制覇を目指しています。
深見選手には、幾度となく撮影にご協力いただき、回を重ねるごとに慣れてきて、ラストのインタビューでは、かなりの自然体で印象的な話をしていただきました。
お酒が好きな選手ですから、酒の席で一緒になることも多く、酔うと別人の動きを始めます。いわゆる酔拳でしょうか?
ナイスミドル軽音楽部ではベースを担当。奇抜な楽器で演奏する姿も、試合のときのように、静かに微動だにしない感じで弾いています。
強さと優しさを兼ね備えたチャンピオン。奥さんと2人の娘さんに囲まれた、家族団欒のシーンは必見。まだ幼い娘さんの映像は、ご家族の中で貴重な記録として残されることでしょう。
【戦績120戦】2019年時点(17年間)
戦績が示しているように、とにかく試合をしていたということです。
もちろんNICE MIDDLEにもよく出場されていました。
「掟破りの海上自衛官」
いつも飄々として、独特な話し方なこともあり、撮影時にも人懐っこい感じでインタビューにも答えてくださいました。自衛隊の施設近くや、川向選手の地元の練習場で撮影を行いました。本当に自分の周りの親しい方と共に、技を積み上げているような、そんな感じを受けました。いつも声掛けをしてくださいますし、撮影時も丁寧にご対応いただきました。
普段から軽い感じで話されるので、その雰囲気がウソのようになることもありました。
突っ込んだ話になると思いもよらず、真剣な眼差して返してこられることがあり、ホントにNICE MIDDLEが好きなんだなあ、と思わされる、そういう回答が印象的でした。
タイトル戦線にもしょっちゅう絡んでいて、菅野一教選手とも4度の対戦(3度のタイトルマッチ)をしているということでした。久しくNICE MIDDLEではお見かけしていませんが、まだまだ若い。その情熱がほとばしるような、熱い試合をまた見せて欲しいです!
【バンタム級 第2代王者】
NICE MIDDLEのこけら落としから出場し続けている選手です。
先日、還暦を迎えたようですが、試合以外のイベントにも積極的に参加されている選手です。試合後の飲み会、合宿、カラオケなど、NICE MIDDLEの選手間で様々行事はありますが、ギターも得意とのことで、ナイスミドル軽音部のリーダーでもあります。みんなからは「イッキョーさん、イッキョーさん」と呼ばれています。
軽量級の選手ですから、とても小さくて軽いのですが、とにかく前に出て攻め続ける。物理的に頭が硬いようです。まあとにかくイッキョー選手に勝つには一筋縄ではいかないようです。小さな巨人と呼ばれる所以です。
映画の方でもかなりご協力いただいている選手です。
私が企画を立ち上げたころは、NICE MIDDLEのバックグラウンドも知らなければ、選手間の関係性もまったく把握していませんでしたから、やはりレジェンドであるイッキョー選手から、詳細なNICE MIDDLE事情を聞いてからが、映画の本格的な始まりでした。
都内のジム所属ということもあり、撮影には頻繁に伺ってPV制作にもご尽力いただきました。
以前、音響の勉強をされていたことから、ものづくりには関心があったということで、撮影時には楽しんで臨んでおられたようです。
映画の撮影時はイッキョー選手50代で、現役のチャンピオンでした。
そこから少しづつ年を経ていく過程で、素直に実感していたことを撮らせていただくことができ、観客の方々の心も震わせられるような、貴重な作品とすることができたと思います。
イッキョーさんとは私もかなりの回数、飲みに付き合っていただきました。財布をよく落とすとか、人間的な一面が多々あったり、インタビューで答えていただいた質問にも力があり、相談にも素で真面目に答えてくれるような、頼り甲斐のあるアニキです。
先日、ナイスミドラーより下の世代を対象に少人数での試写を行いました。
おそらく異なる世代にも通じる内容に仕上げられていると思いましたので、彼らがどのような見方をするかは興味のあるところでした。結果的にはおよそ好評でありました。
自分の中では様々な思惑を持って制作にあたっていました。世代間の違いとは異なる部分で描けている証左にもなったように感じました。
競技の内容を追っているところもありますが、どちらかというと人々が普遍的に陥る悩みや挫折とか、生きていく上でどこへ向かうのが正しいのか。様々な例を見せてくれるのが、今後の参考になるのであろうと思います。
鑑賞後にも考えさせられる内容になっているんじゃないかと推測します。価値ある作品へと押し上げられているという確信があります。
ネガティブではなくポジティブ。
向かうべきはそこなんでしょう。
今年も早いことで12月を迎えました。
1月には関係者試写を行い、それを受けての直しの編集を今年は主に進めていました。細かい部分での撮影も行っていましたが、仮編集もひと段落がついて、映画のアウトラインがほぼ出来上がっています。あともう少し残された作業があり、そこをクリアしてから完成作業へ入っていきます。今年は作品を完成させることを目標にしていましたが、限りなく目標に近い形まで持ってくることができました。
すべての撮影時間を計るのは難しいですが、少なくともデータは10Tを超えています。インタビュー時間もどれくらい重ねてきたことか、いつかまた調べてみようとは思います。インタビューを文字起こししたページ数も、とにかく多いです。みなさんのご協力なしにはできなかったことばかりです。
自分としては、ごく普通の人間ドキュメンタリーとして描いてきたつもりですが、意外とこれまでのドキュメンタリーの枠に収まらないものになったように思います。オリジナリティという意味では良いのかもしれませんが、その辺りがひょっとすると今後、困難を伴うようになってくるかもしれません。
さて今月1日はナイスミドルの年間表彰式・忘年会が開催されます。今年は誰が何の賞を受けるのか楽しみですね。
ようやく作品の内容的に、メドがつきそうなところまで来ました!
画にしても音楽にしても、素材が不足している部分がいくつかあったので、技術的な作業を進めながら素材を受け取り、同時進行で編集を進めておりました。まだ細かいところの微調整が必要だったり、あともう少しやるべきことがあるので、本格的な仕上げの作業にはまだ入れません。
とはいえ、先を見据えて簡単な予告映像制作をイメージすることもできるような段階にまで来ているので、映像のベースには「あの人が提供してくれた音楽を使わせてもらおうかな」なんてことも考え始めていたりもします。
さて、いまどんな作業を進めているか、その一端だけお見せします。
下の写真は、左が撮影時の映像で、右は編集で簡易的にキレイにしたものです。明るさや色も直していますが、気づくか気づかないかレベルの細かい汚れのようなものも消しています。このような作業を現状130分近くある全編にわたって、ツブサにチェックして手直しを入れています。
ほんのちょっとしたことですが、これが全編に渡って処理を施されれば、見る方が受ける印象がかなり変わってきますので、作品の持つメッセージの伝わり方も良い方向へと導かれることでしょう。
さて今月のナイスミドルの試合ですが、トリプルタイトルマッチがあります。再戦あり、台頭してきたニューフェイスの挑戦あり。他にも楽しみな試合が予定されています。みなさん是非、新宿FACEへ応援に行きましょう!
おかげさまで前回のナイスミドルでは、なんとしても撮りたかったイメージ映像と、音声収録をすることができました。作っていただいていた音楽も届き、おそらくこれで仕上げへの作業へと集中することができるでしょう。
あともう数曲、音楽が必要になるだろう、というところもあるので、最終の音の仕上げはまだ先になりそうですが、全体の流れを見るところは大方決められそうです。
細かい技術調整、色調整、音の調整と直しのチェック、まだまだ細かく見直していまして、都度、直しをかけています。
いろいろとご報告したいことは山ほどありますが、まだ一つも出せないのがもどかしいところ。もうしばらく楽しみにお待ちいただければ幸いです。