進捗状況

先日、関係者試写会を行いました。
まだかなり荒い状態での仮編集映像ですが、ナイスミドルの大森代表などにお集まりいただき、劇場を借りて観賞いただきました。

現状不足している箇所や、直した方がいい箇所などのご指摘をいただけたので、その際の様々な意見を踏まえて、さらにいい作品へと仕上げられるよう、またもう少し編集を続ける次第です。自分でも気付いていた改善点が多々あり、そのほかにも気づかなかった、知らなかったことも指摘され、細部にわたって良くなりそうな予感です。

ラジオ番組へも出演させていただきました。現時点で話せることも多くはありませんでしたが、現状を話すことで進行状況の報告にもなればと思いました。完成時には改めて完成報告の出演をさせていただきたいと思います。


転換の年の新展開

あけましておめでとうございます。
今年も変わらずどうぞよろしくお願いいたします。

2024年はこの映画にとって、転換の年となると思います。どのような形で展開していくか、具体的にはまだこれからではありますが、昨年までとは動きが変わってくるのは間違いないです。

細部を詰めていく作業はたくさんあるものの、仮編集はひと段落ついた感じです。なので今月、一旦、関係者のみで試写を行うことにしました。そこでの意見も踏まえて、いろいろと変更が出ることと思います。

またインターネットラジオへ池田が出演することにもなりました。現段階でお話しできることも、そう多くはありませんが、なんとなくの映画の雰囲気的なものも感じ取ってもらえるようなことにできれば、と思います。

新たな年からの新展開を、今後も期待してお待ちください!

2023年ひとくぎり

今年も12月となってしまいました。

年末までに自分の中でなんとか区切りをつけたいと考えて活動を続けていましたが、一定のところまで来れたように思います。仮編集が一通り見られるレベルまで来ています。

これから自主的な直しをし、内部試写などを通して意見をいただいた上で、さらなる直し、ブラッシュアップを繰り返します。出演者の各選手への確認作業や、権利関係の契約交渉、スタジオ作業など、様々なことを同時に進行して、映画祭への出品も視野に入れつつ、劇場公開へこぎつけるつもりでいます。

みなさんと出会えるまでは、まだもう少し時間を要する形です。

つい先日、ナイスミドルなロックバンド「The Southpaw Snipers」のライブが原宿クロコダイルであり、お声がけいただいたので伺いました。「The Southpaw Snipers」のボーカルの石田さんは、ヘビー級チャンピオンの髙木選手からご紹介いただきました。

カッコイイ楽曲満載で、ライブで聴くと迫力満点ですごくよかったです。映画の中で何曲か使用させていただく予定でいますが、この日のライブで使用を予定している楽曲をすべて演奏してくださったので、イメージもさらに膨らむ感じでした。音楽のおかげで映画の方もパワーアップな感じです!
https://www.thesouthpawsnipers.com/

終盤戦に入りました!

今月12日のナイスミドル66はタイトルマッチが3試合組まれています。
そのうちのメイン、ヘビー級の試合のPVを撮りました。
この日は面白そうな試合が多く、盛り上がりそうで、楽しみになりますね。

後日、FacebookページではPVのメイキング的なオマケ映像を公開予定です。

映画の仮編集の方は9割方、出来上がってきました。
不足しているいくつかの撮影を今月中に行う予定です。
一通り全編を通して見られるようになれるまで、あと少しです。

とはいえ、ここからが肝心なところで、
ブラッシュアップしていくのにも時間はかかりますし、
尺が長いので、カットしていく必要もあります。

これ以上、出演者の登場シーンを落とすことはしたくないのですが、
全体尺を短くするには、大幅にシーンを落とすのが手っ取り早い方法ではあります。

年明けくらいまでは、このブラッシュアップの作業を続けて、
その後、スタッフ等へのプレビューを始め、
意見をいただいていく感じでいこうと考えております。

ラストインタビュー

だいぶ涼しくなって過ごしやすくなってきましたね。

さて今年も残すところ、あと3ヶ月。
今年ラストのナイスミドルも来月となりました。

ここに来てトリプルタイトルマッチが決まり、
大盛り上がりが期待できそうです。
非常に楽しみですね。

トリプルタイトルマッチ開催決定!

映画の編集はだいぶ先が見えてきていますが、
先日、おそらく最後のロングインタビューになるであろう撮影を行いました。

映画の撮影を始めた当初とは、だいぶ異なる形で、
要点を絞って質問させていただきました。

内容的に方向性も固まっているので、
必要な話も決め打ちで行っている感じです。

編集の細部のところでは、
全体が見えてきてから判断しようと、
決断を先延ばしにしていた所も、
いまはどんどん進めて行っています。

ここのところ、だいぶ順調に編集を進めてはいますが、
全体像が見えて、内部でプレビューして意見をいただいてからが、
作品は脱皮していくようになるので、
まだまだ安心はできません。

交渉ごとも、のらりくらりとしながらも、
なんとか対応していっています。

PVを作り始めたきっかけ。理由。

毎回、ナイスミドルの試合に挑む選手に、試合前の心境を聞くPVを撮ってきていましたが、最近はあまり撮っていないこともあり「今回は撮らないのですか?」と、たまに聞かれることがあります。そもそもなぜPVを撮るようになったかといえば、すべては映画の完成に向けてだったということです。そのことについて言及してみようと思います。

いまでこそ私は、ナイスミドルの出場選手のことをだいたい存じあげておりますが、制作発表前から動いていたこともあり、撮影開始当初は誰一人、よく知りませんでした。ですので選手の集まるところに頻繁に顔を出して自分を認知していただき、撮影の協力を仰いでおりました。

作品の方向性は最初からある程度定まっているものの、ドキュメンタリーですから、何を撮ればいいのかは制作者自身もわからないところもあり、制作を進行させるには、とにかく必死にカメラを回すことにつきていたわけです。

みなさん、私のことは何処の馬のホネかもわからない制作者でしたでしょうから、ある意味、映画のために闇雲に撮り続けていく中で、PVを撮るようになった源は、みなさんに制作の進行状況や「自分の能力」を示す必要がある、目に見えてわかるように、どれくらいのクオリティのものを制作できるのかを知ってもらうためでもありました。

最初のPVを編集したときは、それまでに撮りためたもので、なにかしら形にしてみようと動いた結果なわけです。と同時に映画本編の完成形を、自分なりにイメージしやすくするためでもありました。

毎回、全試合の中から注目の試合を取り上げて撮影に行っていたようにも見えたことと思います。そういう形で撮っていたこともありました。とはいえ基本的には自分の知らない選手に接触するためであって、その選手と自分との関係性の発展や、選手のナイスミドルや競技・挑むことへの想いを知ることを第一義的に撮り続けていました。そこから様々な要素・出来事を見させていただいて、映画の材料となるものを判断していたわけです。

最初からPVありきでPVの制作を始めたものではないので「煽らない煽りV」などとも言われてきましたが、みなさんとても力になっていただいて、特に田中聡選手には毎回のようにご協力をいただき、盛り上げていただいておりました。撮影して公開することで、自分から選手へのエールのつもりでもありました。

だいぶ編集も固まってきている中で、本編のベースとなるような活動を並行してやってきていたことは、かなり実のあることだったということがわかってきています。まだ編集は続きますが、非常にいい感じに進んでいると思います。

————-
9月はナイスミドルと同じ日に、Dr.インクレチン選手の試合が米子で行われます。
長友選手は、ナイスミドルにも出場したことのある選手との、プロでの試合があります。
9月10日はかなり熱い日となりますね!

DUEL.28
https://www.njkf.info/info/duel28.html
GAINA魂
https://www.instagram.com/p/CvZt3i1SxZg/
https://www.bigship.or.jp/bigship/guest/24/q258/

制作の行程

映画制作というと、一般的には劇映画のことを想像されるかとは思いますが、ドキュメンタリーの場合、同じ映画とはいえ、制作の行程はかなり異なってきます。

特に違ってくるのは、台本の有る無しです。

劇映画だと撮影の前に台本を作る事で、そこから先の行程が見えるようになるので、撮影前までの準備が重要になります。台本があることで、撮影・編集・仕上げの作業の予定が決まり、その逆算で上映の予定や映画祭出品の予定が立ってきます。

ドキュメンタリーは企画やコンセプトを作り、それに沿った形で先に撮影を進めて行く形。撮影中には追っている事象の変化によって、制作者側も変化に合わせていかなくてはならないので、場合によっては当初の企画内容からズレていく可能性もありえます。大抵はいい方向への変化であるから上映にこぎ着けているのだろうと思います。

撮影しながらも編集をするわけですが、ドキュメンタリーの編集は作り手側の意図が濃く出てくるもので、それこそ作家の個性そのもののようになるのでしょう。編集の内容によっては撮影素材が足りなくなることも多いので、編集しながら追加撮影することもよくあります。

ナイスミドルの映画では、選手を主体にナイスミドルのコンセプト的なものを描こうとしているわけですが、それより前に、作中で描くもののベースとなる思想的なものを固めることにも邁進していました。企画を考え始めた当初は、どんな選手がいるかなど知るわけもなく、制作に協力的な選手を中心に、作品の方向性など見えないところから練習風景の撮影を始め、徐々に選手のことを知るところから始めました。

個々の選手の考え方はバラバラなので、それをいかにして一本の作品としていくか。ここが肝心。あの選手とあの選手の関係性は?とか、考えがダブらないようにとか、表現しようとしている内容に合う形でそれぞれの選手のストーリーを、撮影・編集を進めながら紡いでいくようにしていきます。どんなにいい映像が撮れていたとしても、作品にそぐわないと判断したならば、カットせざるを得なくもなってしまいます。

撮影を始めてから具体的に作品を構築していくので、ドキュメンタリーは完成まで時間がかかるケースがほとんどです。

仮編集が上がってから映像の色調整、音の調整、音楽入れ、ナレーション収録、権利処理などの作業をして作品の完成となります。台本は編集が終わってから作ります。意味的には台本ということでもありますが、どちらかというとナレーション原稿的な意味合いが強いかもしれません。

同時に映画祭の出品や上映館との交渉やパンフレットやチラシ・ポスターの制作など、リリースに向けての作業が始まります。

現状は仮編集を進めている段階です。まだストーリーを語れる段階ではありませんが、仮編集の後半に入り始めているので、何となくの構造的なことは言えるような感じではあります。完成はあともう少し楽しみにお待ちいただきたく思います。

クラッシャー・アンド・ビルド

映画の編集はだいぶ進んできておりまして、
といえ、まだまだ先は見えず。

構築しては壊してやり直して、
入れ替えて入れ直して、
見て見直して。

群像劇の作品となりますから、
少しでも多くの選手にご出演いただこうと考えておりました。
ただ最近の傾向としては、作品が散漫になって、
伝えるべきこともわかりづらくなりそうな気配も感じられてきています。

自分的にも「良いストーリーを紡いでこれたな」という選手ですらも、
断腸の想いでカットせざるを得ないという状況にもなってきています。

そういう意味では作品の完成後に、
本当にスピンオフということもありえるかもしれません。

 

 

それからクラウドファンディングの制作費に関してですが、
いまのところまだ手をつけておりません。

使用用途は、仕上げの際のスタジオでの作業が主であること、
また映像や音楽などの著作権料での支払いに充てて、足が出るかな、
という予測でおります。

現状、制作のための出費は池田自身がまかなっております。

 

 

今月9日に行われるナイスミドル64では、
女子選手の試合も組まれます。

ここのところしばらく女子選手の出場を見られませんでしたが、
女子が頑張っているところも見たいものですね。
ナイスミドルは日頃の頑張りで輝ける舞台ですから、
是非リングでも普段の練習の成果を披露していただきたいところです。

というわけでウェルター級チャンピオン、
クラッシャー荻原選手が代表のTeam K.O.Garage所属の、
WAKANA選手のPVを制作しましたので、
試合前に目を通しておいていただけると、
きっと観戦も楽しくなると思います。

▼第10試合 ストロー級 2分2R
MOMI (40) vs WAKANA (47)

【NICEMIDDLE64】https://nicemiddle.jp
2023年7月9日(日)11:15 START at 新宿FACE

オープニング

オープニングがなんとなくできました。
ある程度のイメージはありましたが、ここを先に固めてしまうと、他のパートに影響が出る可能性が高かったので、後回しにしていました。だいたいのナレーションをベースにして、画を入れていき、当初のイメージとそうたがわない形にまで持ってこれたようです。

まだ細かい部分での変更は視野に入れていますが、流れは見られるようになったと思います。

涙の成分

連休が続いたあとの今月の半ばに、次回のナイスミドルの試合が開催されます。今回も楽しみなカードが目白押しですが、ウェルター級のタイトルマッチ、クラッシャー荻原選手が初の防衛に成功するか、見どころです。

試合に臨む選手たちは負けることは考えずに試合に挑むのは当然かと思います。勝つために苦しい練習をこなしていくのでしょうし、結果、報いを受けるのでしょう。確率的に言えば50%ではありますが、その数を上げるために頑張るのかもしれません。

それでも負けたときに、選手の胸には何が去来するのでしょうか。心境が複雑なのは間違いないでしょうから、その答えとして涙がこぼれる瞬間もあるかもしれません。涙は何でできているのでしょう。言ってみたらその涙の成分を分析していくのが映画なのかもしれません。

映画の制作は続いています。
まだ時間がかかるのは一つには交渉を並行して進めているということは以前にも言及しました。主には権利的な面での交渉です。映画は1人で作れるものではないですし、関わる多くの方の協力のもとで進んでいくので、丁寧に許諾をいただく必要があります。そこが疎かになっていると、最悪オクラ入りになりうるもので。。

大変困難な交渉も一つ二つではありませんが、快諾くださる方が多いのも事実で、映画の完成を楽しみにいていただけるのは、とても心強いです。